個人のレベルや状況によって様々な腰痛の原因が考えられますが、初心者にしても上級者にしても引き上げが弱くなり、腰に負担がかかり仙骨や股関節や腰椎に痛みを発生するケースが多いです。バレエの場合はJAZZやモダンと比べて直線的な動きが多いのですが、直線的な動きだからこそ、同じポイントへの負担が集中してしまいます。股関節、腰椎、ふくらはぎ、お尻の負担などから椎間板ヘルニア、座骨神経痛、変形性股関節症、筋筋膜性腰痛、仙腸関節の炎症、恥骨結合の炎症、ぎっくり腰などになりやすいので、それを防ぐ為にも、レッスンはストレッチとケアーも含めてレッスンということを認識してください。
痛みの症状が出たら、できるだけ早く治療をした方が、早期回復が見込めます。「大丈夫!自然に治る」と思い、放っておくと、確かに痛みは消えますが、内側では色々な組織が絡み合い、複雑にねじれて固まりができたりしてることがほとんどです。その固まりが引き金となって、ぎっくり腰や腰痛などにつながることも多いので、可能な限り綺麗な状態に回復させておくことが重要です。
人間の身体は環境の変化にある程度慣れていく対応能力があるので、痛みにも慣れてしまいますが、限界レベルを超えると痛みとして信号を発してきますので、その信号を素直に受け止め、処置をすることが、いつまでも自分の身体を快適に保ち、パフォーマンスを続けることが可能になりますので、ちゃんと身体の声を聞いてあげてください。
2013
07Sep
この記事へのトラックバックはありません。