27歳女性バレエダンサー(バレエ治療)
デベロッペをすると膝を伸ばせなくなった!股関節も痛いと問合せがあり来院。
9歳よりバレエを始めて、13歳よりジャズダンス、コンテンポラリーも開始。18歳から5年間ニューヨークで活動をして現在は日本でミュージカル等で活躍中の女性。
来院し問題のデベロッペをチェック!
ん〜?骨盤が内側に入ってるために股関節もINに入り、一般的なバレエダンサーよりターンアウトに制限があるのですが、頑張り屋さんの彼女は股関節を酷使して踊り続けた為、股関節周囲の組織が壊れ、痛みを発生して脚の付け根を引き寄せれなくなった模様です!
先ずは股関節の硬結部位を治療して、大腿部の捻れた筋膜ラインを修復すると股関節は引き寄せる事が若干できるようになり、今度はハムストリングラインを修復するため、ベッドに寝た状態で補助をしながらデベロッペを何度もおこないデベロッペラインの筋膜の癒着と捻れを修復!最後は可動域最大のポジションで筋膜ストレッチ!
これでどうだと!立っていただきデベロッペをチェックすると、、、
膝が伸びた!!
彼女の場合は、長年強引に別の筋肉を使い動いてきた為に、正式な動かし方をすると柔軟性や筋力が弱いので、今後は脚の高さが低くても正式なポジションでトレーニングを繰り返す事が重要になります。こうする事により柔軟性と筋力が強くなって更に魅力的なラインが生まれてくるので、週1でバレエ治療に励んでいます!
みなさんも他人と比べるのではなく、自分の個性を理解し、その個性を最大限に活かしてパフォーマンスをすれば世界に一つしかない「あなた」が完成します。
最大のライバルは自分ですので、自分に負けないようにバレエを楽しんでください。
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