バレエを習ってる方で足の甲を出したいと来院される方が大勢います!
足の甲が出れば、つま先の美しさばかりでなく、ルルベで立った時に立ちやすく、軸が細くシッカリとバランスが取れるので無駄な筋力を使わなくて済みます。
特に大人からバレエを始めた方は、足の甲が硬く各関節が固まって動かないので根気強い治療が必要になります。
バレエ以外でも現代人において足の各関節が硬く、足首も動かない為、アキレス腱が短縮してる方が、とても多いです!運動をしない事により人間の機能が退化してるのです。
さて、足の甲には関節なんて無いと思ってる方もいると思いますが、足の甲には4つの関節があります。
1 ショパール関節
2 リスフラン関節
3 中足指節関節
4 IP関節(指の関節)
ほとんどの方が4のIP関節はそこそこ動きますが、1,2,3の3つの関節(特にリスフラン関節)が動いていません!甲を出す為にはこれらの関節を根気強く動かし柔軟性を向上させなければなりません(時間はかかります)
そして、足の裏、スネ、ふくらはぎの筋肉や靭帯を緩めて柔軟性のあるアーチを作る必要があります。
それによりスネやふくらはぎの余分な力が抜け、ふくらはぎの下をキュ〜っと絞り上げる事ができ、綺麗なルルベが可能になります。(脚も細くなります)
甲を出すには、定期的な治療はもちろんですが、暇さえあれば常に足先の柔軟を毎日しなければなりません。この努力を無しには足の甲は言う事を聞いてくれません!
人は幾つになっても努力した分は必ず結果を出してくれます!
そんなに無理な柔軟ではないので、モチベーションを高く、毎日繰り返し実践すればゴールは見えてきますので、綺麗なつま先を常にイメージしてストレッチを楽しみましょう。
注意:足の関節は細かく繊細なので、あまり無理をしないでください。
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