肩こりについては運動による使い過ぎから起こるものと、運動不足により起こるものの大きく分けて二つありますが、80%以上が運動不足による肩こりです。運動をしている人もストレッチ不足だったりして肩甲骨の動きの悪さ、脇の下の硬直、胸椎、肋骨の動きの悪さ、腹筋の硬さ、首の負担などで肩甲挙筋などの負担が大きくなり、周囲の組織と癒着して固まりが大きくなっていきます(肩の上を押すとボッコリしてませんか?)
肩の関節は球関節といって、人体で一番大きく自由に動く関節構造をし、それを補強し動かす為に細かい筋肉も多く関係しています。
しかしながら、人間は日常の生活の中でその機能を使いこなしてないのが現状です。
振り返ってください!最近肩より上に手を挙げたことが何回ありますか?
社会生活の中で手を挙げたり、回したり、ぶらさがったり、股関節で言えば、しゃがんだり、横に移動したり。ジャンプしたり、子供の頃は遊びの中でおこなってた動作をしなくなるのです。
手を挙げなければ当然脇の下は縮まり、肋骨も固まり、背中の筋肉も固まります。
症状の出ている、ポイントをリリースして動きをよくした上で、運度、ストレッチをすることが重要です。
何の運動でもそうですが、動きの悪い状態で運動をしたところで、悪循環が生じて、良い動きはできません!
シッカリと動きを改善した上で、脇の下をストレッチして肩を回し、肩甲骨を動かすだけでも予防になりますので(チンパンジーはおそらく肩こりはないと思います)五十肩に成る前に自分の身体の為に何かスタートしてください。
2013
24Jul
この記事へのトラックバックはありません。