33歳女性ランナー
ランニング中に肩が疲れやすく腕が振れなくなり、最近痛みもあると問合せをいただき来院。
普段は経理系のデスクワークをしている。
6年程前から、会社のランニングチームに参加してジョギングからスタート!3年前より年間2レースに出場するようになった。
1回15キロ、週に3日はトレーニングをしているが、7〜8キロ過ぎから肩が痛くなり腕が振れなくなるといった症状でした。
腕を横から上に挙げていくと胸隔が動いてないので、肩の負担が大きく肩甲骨を動かす事ができなくて(このような方はとても多いです)一生懸命に腕を振ろうとして肩関節に負担が掛かり痛みが出現!手も握りしめてる様子でした。
三角筋もパンパンで、上腕ニ頭筋、大胸筋、小胸筋など肩の関連筋膜が自由を失ってたので、一つ一つ整復し、肋骨の動きをしつこく再生させ、胸隔の自由を取り戻す目的で治療をし、手から前腕を緩めること90min!
胸椎も動きだし!肩も後ろまで周り!肩甲骨もめくれていい感じ!
肩甲骨の意識の仕方と軸を意識したランニングホームとストレッチを指導して経過を観察しながら、週1で5回程の治療で肩の痛みはなくなりました。(しかし胸隔は肋骨が鳥かごのように囲ってますのでかなりやっかいな構造のため、胸隔の改善には時間が必要です)
胸隔の動きが悪いと呼吸も苦しく、無駄なエネルギーを使う事になり、背中も張れなくなります。
自分で一生懸命トレーニングをしてる方は、トレーニングをするけどメンテナンスはしない方が多いです。思い切って1回のトレーニングを1回のメンテナンスに変更してみてください。その方が目標への近道です。
ストレッチをする際も、ももの前、お腹、胸、肩などもとても重要なポイントになりますのでストレッチメニューに是非加えてあげてくださいね!
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