50歳女性
膝が腫れて痛い!と問合せをいただき来院。
以前はテニスをしていて、しばらく運動をしてなかったが、49歳でクラシックバレエに出会い、週に1回バレエのレッスンを楽しんでる。
これまで3度同じような膝の痛みがあり、1回目は特に何もしてないのに、ある日突然!膝が腫れて!痛みが出現!ビックリして病院に駆け込んだが特に問題もわからず四頭筋の強化と安静にするように告げられショック!
2回目も同じく病院で検査をし、特に関節的な問題も見つからずに、改めて四頭筋を強化してバレエをやめる事を強く告げられ、またまたショック!!
今回3度目の膝の痛みで知人に紹介されて治療院に来たとのことでした。
ご本人は、バレエや運動をやめろと言われる事を覚悟でドキドキしながら来られたみたいですが、、、問題の膝を診させていただくと、関節的な問題もなく、おそらく長年、脚の外側で身体を支えた動きをしてきた為に、少しずつ膝にストレスがかかり腫れや痛みが出現したのだと思います。
関節包や膝周囲の筋膜の捻れや癒着を修正して脚の外側部をゆるめ、調整して、脚の正しい使い方を教える為にトレーニングをし、動きを叩き込み!終わってみると痛みは消えていました。
ご本人には、これまでと同様の動きをしていたらまた膝に負担がかかり、痛みが再発するので、動きの癖を修正する為のトレーニングを伝授して、バレエのレッスンや運動の前に必ず実践しながら、ドンドン動いてくださいと伝えました。
そして、少しでも違和感を感じたら早めに治療院に来て、コンディションを修復しましょう!と伝え、明るく帰って行きました!
このように、間違った動きから身体が悲鳴をあげ、運動ができなくなってる方が沢山いらっしゃいます。
一人一人の身体の個性に合った、正しいフォームと筋肉の意識の仕方と使い方は、そう簡単にマスターできる事ではありませんが、身体の癖や問題点を取り除きながら動きのトレーニングをすることでゴールは近くなります。
多くの方がトレーニングやレッスンは一生懸命しますが、身体の調整に気遣いがありません!それでは必ずどこかで壁にブチ当たります!
筋肉や関節の動きの悪いままレッスンを続けても理想の動きができる訳がないのです!結果的に身体を痛めてしまい、それ以上の上達もなく足踏みしてしまいます。
是非、コンディションのケアーもレッスンのローテーションに入れてください!
それがゴールに近づく最短上達法なのです!
2013
20Nov
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