29歳女性ランナー
ランニング中にふくらはぎが「プチッ!」といって、誰かに叩かれたような衝撃が走り数分後から痛みが出て、走れなくなった。
翌日に病院に行き、肉離れと診断され、湿布と圧迫固定され2週間は安静にと言われ、、、5ヶ月が過ぎたけど痛みと突っ張った感じが消えないと、半分諦めかけて来院。
早速症状を聞き、右ふくらはぎを診ると触診するまでもなく、ふくらはぎからアキレス腱までの筋肉のラインが異常!確認のため触ってみると、安静の期間が長かった為か、癒着もあり痛みが数カ所に膨れあがってる。
損傷部位を限定する為に、ふくらはぎ全体に停滞している水分を循環させて、多少は人間らしいふくらはぎが戻ってきたところで改めて損傷部位を探し、やっと限定できたところで、痛みを堪えてもらい「一発筋膜矯正」(ケッコウ痛い)
手応えはバッチリ!
歩いてチェックすると、、、痛みが半減して普通に近い歩き方に、、、。
治療初日に痛い治療ばかりすると嫌われるので、オイルを使い脚全体を調整して初日の治療は終了!
合計8回の治療で今では以前のようにランニングを楽しめるまで回復してます。
本人には走った距離と比例してストレッチ(クールダウン)を必ず実践してもらってます。
肉離れやケガについては、できるだけ固定は最小限にして、多少痛くても動かした方が確実に治りは良くなります。(動かし方は専門家の指導を受けてください)固定期間が長ければそれだけ筋肉も固まり筋膜も癒着や捻れがひどくなり復元させるのがかなり厄介になります。
ケガをしたら先ずはアイシングをして炎症を抑えて、病院や治療院などケガの程度により選択することをおすすめします。
病院では、治療院にはできない方向から細かく検査をして診断してもらえますし、治療院では病院にはできないアプローチができますので、重傷の場合は先ずは病院で検査をしていただいてから治療院にお越しいただけると僕は安心して治療ができます。
チーム医療として良い面だけを取り入れて治療できることを僕は望んでいます。
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