最近、ランニングやウォーキングで汗を流してる方々もいらっしゃいますが、かなり間違ったフォームで歩いてる方も多いのが実態です。
先日ある団体からウォーキングの指導を依頼されて、ワークショップを行いましたが、ほとんどの方々、間違ってました!
まず大きな間違いは腕を大きく振る意識は良いのですが、拳を前に振る意識が強くて、まるでシャドーボクシング!!!みなさん腕は引く方の意識が大切で、腕というよりも肩甲骨が動くから腕が動くと考えてください。
そして足も遠くに出そうという意識が強くて、フォームが崩れています。足も腕と同様で骨盤が回旋する事と股関節をちょっとだけ高く折ってあげるような意識があれば歩幅は広がります。
日本人は特に身体を動かそうとすると末端を先に動かそうと意識をします。欧米人は身体の軸に最初に意識が発生し、軸から末端へと伝導していきます。
「これが本来の人間の身体の反応です。」
ウォーキングは病気の予防や様々な健康的効果が期待され、注目され始めています。
最近では特に1時間のウォーキングでアルツハイマー病を治療できるという実験結果が注目されています。
アルツハイマーの原因でもあるアミロイドβを44%に抑制でき、さらにアミロイドβを抑制するネプリライシンを活性化させ、さらにさらにこのネプリライシンを活性化させるソマトスタチンを活性化させるという実験結果が注目されています。
ウォーキングは体力的にもそれほど無理もなく楽しく行う事ができるのと、正しい歩き方は身体のラインも変わるし、肌も活性化されて綺麗になり、プロポーションの維持や美容にも、とても効果的です。
人間はもともと動物なので動く事を要求される生き物ですから、逆に考えると、動かなくなれば衰えも進み、様々な障害が現れてきます。
みなさん自分の身体は自分で管理維持しましょうね!
*ちなみに通勤でのウォーキングしてるからOKと考えるのはちょっと間違ってます。これはウォーキングに集中する事ができずに、仕事に脳が向いてると神経やホルモン的作用が大きく変わり効果があまり期待できません。ウォーキングだけを楽しめる時間を設定する事をおすすめします。
2013
01Oct
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