31歳女性バレエダンサー
舞台でバレエダンサーとして活躍する女性が肩甲骨が動かなくなって肩を落とせないと問合せがあり数日後に来院。
5歳よりクラシックバレエを始め、18歳から海外留学、現在は日本で舞台で活躍してるが、半年前にリフトの際に肩甲骨の間がプチッ!っと言って痛みが発生したが2週間で痛みが消え「ホッ!」としてたら、肩に違和感が出て思うように肩甲骨を意識する事ができなくなり肩も落とせなくなった。
チェックすると肩甲骨の広がりも収縮も悪く、三角筋も邪魔をしている。
肩甲骨の内側を触診すると、、、怪しいハリガネのような線維が、、、おそらくリフトの際にプチッ!と言ったのは肉離れをしてたのかもしれません。
これが完治してなく、肩甲骨を完全な状態で使えなくなり広背筋で肩を引き下げることができなくなり、僧帽筋を強引に使用したため、三角筋にも負担が増強して悪循環がおきてる様子。
早速、肉離れ部位を整復、鎖骨上の硬いポイントを押し込み、痛みはかなり消えた。ただ強引な動きを続けたため癒着もひどく癒着を壊すのに汗汗汗!
だいぶ肩甲骨に対する神経が伝わり、イメージに近づいてきましたが1日ではなんともならずに現在も治療継続中です。
*バレエを愛するみなさん!異常を感じたら軽く考えないで早めの治療をおすすめします。痛みがなくなっても組織が完全に修復された訳ではありません!特にバレエは繊細な動きを要求されますので、その動きを阻害する原因となることが多いです。
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