35歳女性ダンサー
バレエ、ピラティス、ヨガのインストラクターとして忙しく活躍中の女性が、バットマンで脚を挙げると脚の付け根が痛く、お尻から脚が伸びる感覚がなくなった!と来院。
もともと解剖学的に骨盤が内側に入ってるため、鼠蹊靭帯の短縮がありターンアウトするのが困難な状態なので、脚を挙げると付け根を引く事ができずに、脚と一緒に付けねを持っていかれてしまい、お尻も伸びていかない状況でした。
このような状態で身体を使ってきたので、ハムストリングも短縮されてしまい、デベロッペで脚を伸ばしていくとハムストリングに引っ張られてしまい、脚が伸びなくなってました。
先ずはカチカチのお尻と腸頸靭帯、大腿筋膜張筋を緩めること1,5時間(汗)
股関節の動きがフリーになってきた!
次は半腱様筋を筋膜矯正し鼠蹊部周囲筋と骨の付着部を一本一本修復して、さぁ〜動きのチェック!
痛みも取れて、デベロッペで脚の付け根を引けるようになり、ラインが綺麗になってきた!!
現在も1週間に1度のペースで治療を続けていますが、鼠蹊靭帯も緩んできて、骨盤が少しずつ開いてきて脚が挙りやすくなってきてます。
骨盤が内側に入り、お尻と太ももがパンパンの方は、お尻と太ももとハムストリングをバランスよくストレッチしてください。
骨格的にダメなんだと諦めてる方も多いですが、検査をすると以外とそうでもなく、軟部組織の修正で少しずつ改善されてきます。
人間はやった事は必ず応えてくれます。またやらなかった事も必ず応えを出します。
諦めないで向上心を持って、レッスンを楽しんでください。
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