筋膜が注目されてきたのはここ10年くらいですが、まだまだ研究途中の分野なのも事実です。以前は解剖の現場では何の注目もせず筋膜を剥がして筋肉だけを着目していました(スーパーで肉を見てください!白い膜がついてる肉もありますが、それが筋膜です)
研究が進むと筋膜には神経分布が多く筋肉の異常を繊細にキャッチして教えてくれることがわかったのです。(筋膜の働きの重要性がわかってきたのです)
例えば、「足底筋膜炎」なんてランナーに多い障害ですが、走ることにより筋肉に疲労が溜まり、筋膜が炎症が発生して痛みが出現します。
放っておくと筋膜は亀裂、中の筋肉にも損傷を起こしてしまいます。このように考えると筋膜は筋肉に損傷を及ぼす前の砦のような働きなのかもしれません!「これ以上頑張ったら筋肉を壊しちゃうよぉ?」と知らせてるのです。
痛みが発生したらまずはアイシングをして炎症を抑えましょう!その処置が速いと治りも速いです!
深いところに障害が及ぶ前に筋膜を修復させる、また深いところに障害が及んだとしても筋膜を修復させるとサポーターみたいに補強してくれるので楽に動けるようになります。
事実、筋膜をリリースすることにより身体はかなり自由に動けるようになります。
重要なのは考えられる全てのことをバランスよく治療することが大切です。
2013
24Jul
この記事へのトラックバックはありません。