25歳女性
看護士をしながら趣味でダンス(ヒップホップ)を楽しんでる女性から内股が痛くて足が開かなくなったと連絡があり数日後に来院。
詳しく話を聴くと、1年程前にダンスのレッスンの時に、開脚してストレッチをしてると、先生に後ろから押されて内股がプチッツ!と言ってから痛みが発生して脚を開く事ができなくなった!それ以前はもっと開脚はできたのに「ガックリした様子!」もう開脚ができないかなと諦めていたのですが、職場の先輩から紹介されて来院したという状況です。
現在の開脚具合をチェックすると120°ほどで、以前は170°位は開いていたと本人の感覚。
開脚して痛みの部位を触診すると内股の(薄筋)の中央部と半腱様筋にも痛みを感じる。
しかしながらこの女性は股関節をはじめ各関節はとても柔軟性があり動きが良いので、元々の素質はかなりのものだと判断!
損傷部位をハッキリさせるため、お尻から右下腿に至まで筋肉をゆるめ、再度触診してみると薄筋中央部が過剰に修復されたような形跡があり、薄筋全てのラインを筋膜矯正してからストレッチを丁寧にしていくと160°程まで回復!本人も1年悩んでいたのが嘘のようだと驚いた様子!
ココから先は1年ストレッチをしていなかった事もあり、筋繊維や筋膜も短縮していたりするので焦らずに丁寧にストレッチをしていき1年後には180°を目指すと本人もやる気満々で帰って行きました!
ストレッチはとても奥が深いです!知識とテクニックと感覚が必要で、何よりも本人がどれだけストレッチを実践してきたか!という経験がもっとも重要です!
2014
15Jan
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