41歳女性ランナー
走ると骨盤の横から太もも、膝まで痛くなり、走れなくなると来院した女性ランナー。
年2回程はレースに出場するように練習を積んでいるが、しばらくの間太ももの張りと軽い痛みがあり3ヶ月程走るのをやめていた。
2月にレースがあるため焦って練習を再開したが、10キロを越えると太ももに違和感が発生してしまうが無理に走り続けてると、膝の方まで痛みを感じ、15キロ以上走れない状態が続いている。
治療院に来院した時の歩き方をチェックしてると軸が太く。外側に乗って、母指球を使えてない様子。
触診してみるとお尻、腸脛靭帯、筋膜張筋に疲労が蓄積され大腿部の癒着により、各筋肉の動きがスムーズにできていない。その影響で腰も硬くなり骨盤の動きが悪いため骨盤の回旋運動が上手くできていない。さらに胸椎が硬く、背中を張れていない。
そんな大変な状態でも股関節の動きとアウターマッスルはこれまでのランニングの成果もあり、循環器系が豊富に発達してるので柔らかい!(ホッ!)
治療は腰をゆるめ、お尻の硬結を処理、ハムストリングの癒着を矯正、そして腸脛靭帯をゆるめ、痛みも軽減し、まずまずの成果が出た!
走ってみて20キロまでは取り急ぎ痛みが出ないレベルまでもっていこうと治療を継続中です。
みなさんランニング後はストレッチをしてください。
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