20歳男性
体育大に通い、現在器械体操に取り組んでる男性。
16歳で腰痛が発生して病院で脊椎分離症と診断され以来、特別な治療もしないまま現在まで体操を強引に練習!
3ヶ月前からジッとしてても、歩いても、痛みがひどくなり病院に行ったが。脊椎すべり症に進行してると診断され、痛み止めと対処療法を試したが、症状は改善されなかった。
先輩に紹介されて治療院に問合せがあり来院されましたが、腰がまったく後ろに反る事ができずに、前方へも制限がありました。
防御反応でお尻、太もも、ハムストリング、お腹、腰の両側が極度の緊張状態でカチカチ!
過緊張の筋肉をゆるめ、筋膜を整復、ストレッチ、筋トレで約2時間の戦い!
だいぶ緊張も解放され動きのチェック!
かなり後ろに反れるようになり痛みも軽減!
毎日の筋トレメニューとストレッチを教えて初日終了!
脊椎分離症や脊椎すべり症は思春期に骨格がまだシッカリと形成されてない時期にハードにスポーツをやっていた方に多く発生します。
初期では症状も軽く痛みも自然に消えますが、元通りに復元された訳ではなく、あくまでも痛みを感じないレベルまで軽減されたと考えた方が良いでしょう。
脊椎分離症は腰椎の椎体と椎弓から先が分離してしまいます。分離しただけでは痛みが発生しない方も多いですが、そのままにしておくと周囲の組織に影響が及び、神経や血管や筋膜的な痛みへと進行します。(運良く自然治癒する場合もあります)
これを更に放置しておくと脊椎すべり症へと進行して椎体が前方へ滑ってしまい神経症状が出てしまいます。
普段から痛みが無くても、各部位のストレッチと筋トレ、そしてメンテナンスをして、できるだけ良いコンディションの筋肉を保つ事がとても大切です。
体操や新体操選手にはこの病気はとても多く!大人になってから腰痛で悩み、苦労してる方が大勢いるので、身体は使った分だけ手入れを必ずおこなってください!痛みが気になってたのでよいパフォーマンスはできません。
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