座骨神経痛は、椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、腰部脊柱管狭窄症、脊椎神経や座骨神経の圧迫など原因は様々ですが、なかでも椎間板ヘルニアが一番多く、次ぎに梨状筋症候群があげられます。
通常は仰向けに寝て、脚を伸ばした状態で挙上(30°くらい)すると痛みが増強する場合は(ラセーグ徴候陽性)ヘルニアの疑いが強く、梨状筋症候群の場合はラセーグ徴候が陰性とされています。
椎間板ヘルニアの場合は基本的には周囲の筋肉をゆるめながら牽引すると症状が軽減することが多いです。
*ここで注意なのが、圧迫されて痛めた場合は牽引すると痛みが増強します。この判断を間違えないことが重要です(痛みの出現しない方をしなければなりません)
座骨神経痛の場合は神経圧迫の影響で筋組織が異常な緊張を示してますので、筋肉や筋膜をゆるめることで症状は軽減され、回復への早道となります。
ちなみに僕は座骨神経痛と椎間板ヘルニアと圧迫など色々な症状を抱えて、治療とトレーニングとストレッチをしてきました。ひどい時はジッとしていてもズキズキ!ジンジン!何とも言えない不快な痛みが続き、仰向けに寝ることもできず、夜もズキズキが始まると眠れなくなる日々が続きましたが、現在は以前よりも快適な状況です(どうしようもない時はアイシングで冷やして落ち着けましょう)
ハッキリ言えるのは痛いからと言って、ジッとしていては良くなりません!痛みは消える時もありますが、確実に固まります。その固まりはまた悪さをするのです。安静も必要な時もありますし、できることからスタートすることも大切ですので、そのタイミングを無理し過ぎない程度に前向きに取り組んでいけば必ず症状は改善されます。正直時間のかかるケースも少なくありませんが、諦めたらそこで終わりですのでポジティブに自分の身体と付き合いましょう。
2013
24Jul
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